2018.06.17 15:00MRIでも◯◯だから、CTなんて❌❌もう、15年以上(もっとかも)、診療してきた80歳代 女性。お付き合いが長くなりました。今回、ちょっとしたキッカケがあり、MRI撮影となりました。認知機能に問題なく、年に何回か(つい最近も)、海外に一人で行って来る方。長年の高血圧もあり、降圧剤を処方していますが、コントロール状況は良好。でも、最近の言動は昔より、何だか、自己否定的。鬱っぽい・・・。もともと、アタマの回転の良い方。御両親も、お子様も医療関係者。色々な悩みも聞いてきたので、些細な言動でも、なんと無く気になる・・・。MRIの結果。前頭葉が萎縮している‼️ピッ◯切痕がある‼️🤣医療で、絶対なんてあり得ない。そりゃ否定しません。が・・・この方の場合、自信をもって言えますが、“一部の医者”が乱発しているピック病になるリスクはゼロでしょう。そもそも、ピック病が80歳代で発症なんて❓🤣まぁ、そんなことは全く心配していません。さて、ココから本題。CTファン❓には申し訳ないが、MRIの撮影条件は上記のモノだけではありません。上と同じ部位を異なる条件で撮影したのが以下。異常が一目瞭然。白い部分が目立ちます。いわゆる、白質病変ですね。MRIを撮影しても、最初の条件のモノでは、診断できませんでした。では、CTだったら診断できましたか❓ゾッとしますね。各スライスをジッと見てみると、前頭葉の白質に白い部分が多いコトがわかりました。この所見は処方の参考にもなりました。なんとか、鬱っぽい状態から脱出させませんと。もちろん、ノーサプリメントで。最後に。MRIでも完璧にはできないですが、CTで認知症診断なんてできますか❓高血圧症例は可能な限り、MRI撮影をしてもらいましょう。理由は何でも知っているあなたの主治医にお尋ねください。ざまクリニック所沢のブログ高齢者専門のクリニックです 所沢地域密着型の臨床医療を基本 ただし 基礎医学理論に基づく臨床医療を提供 フォロー2018.06.29 08:40専門ですら◯◯だから、即席では❌❌2018.06.08 23:48重度のアルツハイマーに◯◯ニール®︎ 0コメント1000 / 1000投稿
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