フレイル予防に挑戦  「できること」から開始

動くことも当然ですが
先進国🇯🇵でも 

栄養失調が 新型栄養失調と呼ぶべきでしょうが

たくさん見つかります


必要な栄養素が摂れていないのです


それを放置したまま 

栄養に関係ないクスリを服用しても結果は出ませんね




WEBセミナー 

すこやかカラダづくり
~フレイル予防に挑戦
 「できること」から開始



 コロナ禍で落ちた体力を取り戻す方法を学ぶ
WEBセミナー「すこやかカラダづくり〜フレイル予防に挑戦」
(中日新聞・東京新聞生活部主催)が先月十四日、
ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って開かれた。

健康面のコラム「メディカル・トーク」の執筆者の一人で、
国立長寿医療研究センター(長寿研、愛知県大府市)
リハビリテーション科医長の大沢愛子さん(47)らが講師を務め、
フレイル対策の大切さを解説。予防に効果的な体操も紹介した。


■生活の自立保つ


 平均寿命と健康寿命を比べると約十年の差がある。

大沢さんは
「人生最後の約十年は不健康で、
介護を受けて生活することが一般的」と指摘。
健康寿命を延ばす一つの手段として、
フレイル予防への挑戦を促した。


フレイルとは、加齢や病気で心身の働きが弱った状態のこと。
健康な状態から、外的ストレスが積み重なると、
次第に生活の自立度が低下。
最終的には要介護の状態になる。


そうすると元に戻りにくいため、
手前のフレイルの状態で対策をすることが重要だ。

「新型コロナウイルスは、フレイルにとって最大の脅威とも言える」。


高齢者は外に出ないようにという風潮が高まり、
家に閉じこもる人が増えた。
そうした不活発な生活が続くと、体の筋力が低下。
意欲も下がり、抑うつ状態になる。
さらに社会的に孤立し、
なぜ生きているのかと自分の存在意義を喪失する。
身体的、精神・心理的、社会的な問題が
それぞれ影響し、要介護状態になってしまう。


■カレンダー活用


 大沢さんは「頭と体を使い続けることで維持、改善される」と訴え、
「運動する」「栄養を取る」「活動を行う」の三つの方法を簡単に紹介。


運動は週に二〜三回、
可能なら毎日少しだけ、きついと感じる運動をする。
時間は四十〜六十分。
運動ができなければ家事や散歩などの時間を加える。

けがを防ぐため、
ストレッチをしてから筋トレや有酸素運動をするといい。

栄養はなるべく毎日バランス良く取る。


活動は家事をする、友達と出かける、
庭掃除をするでもいい。
自分でできることが活動になる。


こうした取り組みを継続するには、
カレンダーを活用しよう。


取り組んだ日に○をつけたり、
やった種目を書いたり。
誰かと共有することも効果的だ。
「自分で何をするか考えることが大切」と強調した。

外出自粛が続くと、
身体機能や認知機能が低下することで買い物や調理も困難になり、
食べる物が偏ったり、
食事の回数が減ったりして栄養不足につながる。
低栄養が進むと筋肉や骨がつくられなくなり、
運動しても筋力がつかないことがあるので気を付けたい。

「難しく考えない。新聞の見出しを覚える、日記をつける、
いつもはやらない家事に挑戦するなど、何でもいい」と大沢さん。

「人生を楽しいと感じてもらうことがフレイル予防になる」
と呼びかけた。

ざまクリニック所沢のブログ

高齢者専門のクリニックです 所沢地域密着型の臨床医療を基本 ただし 基礎医学理論に基づく臨床医療を提供

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