高齢者が介護が必要になる手前の「フレイル」状態になるのを防ぐには日常的に時速3.8キロ以上で歩くことが重要だと分かりました。
花王と国立長寿医療研究センターの研究によりますと、「フレイル」状態の人と健康な人の歩き方の境は歩数にして1日6342歩、時速はおよそ3.8キロメートルでした。
歩行速度が遅い場合、2年後の要介護発生率がおよそ3倍、高くなったということです。
花王パーソナルヘルスケア研究所・須藤元喜主任研究員:「自分が出せていた歩幅よりも少し伸ばすような感覚で歩くことを意識するとその人にとってはエクササイズになっていく」
花王は、フレイル状態になるのを防ぐためにも、腕を軽く振ってかかとから着地する歩き方を薦めています。
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